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英語の名言から学ぼう~ロバート・フロスト「The Road Not Taken」~
加藤学習塾ブログ
2023/01/28
みなさん、こんにちは。
今日はアメリカの詩人ロバート・フロストの詩「The Road Not Taken」を見てみましょう。
アメリカの小学校の国語のほぼ全ての教科書に掲載されており、アメリカでは有名な詩です。
Two roads diverged in a yellow wood,
And sorry I could not travel both
And be one traveler, long I stood
And looked down one as far as I could
To where it bent in the undergrowth;
Then took the other, as just as fair,
And having perhaps the better claim,
Because it was grassy and wanted wear;
Though as for that the passing there
Had worn them really about the same,
And both that morning equally lay
In leaves no step had trodden black.
Oh, I kept the first for another day!
Yet knowing how way leads on to way,
I doubted if I should ever come back.
I shall be telling this with a sigh
Somewhere ages and ages hence:
Two roads diverged in a wood, and I—
I took the one less traveled by,
And that has made all the difference.
(黄色く紅葉した森の中で道が二つに分かれていた。残念なことに、私は両方を行くことが出来ない。進む人が一人なので、私は長い間立ち止まり、一つの道を出来るだけ遠くまで見渡すと、遠くの地点で道がやぶの方に分かれていた。
そして、ちょうど同じようにもう一方の道を選んだのは、そっちの道の方がたぶん望まれた道のような気がして、草に覆われていて、靴で歩いて踏みつぶされても大丈夫そうだったからだ。しかし、その道を進んでいけば、もう一つの道と同じようにその道も踏みつぶされるけど。
二つの道は、あの日の朝、同じようにそこにあった。草の中に黒い足跡が残っているわけではなかった。あぁ、最初通った道をまた別に日に通ってみた。いったいどれだけの道につながっているか分かっているので、果たして戻ってこれるか疑わしかったが。
私が、ため息をつきながら、この話をしているのは、この先ずっと先のどこかでのことでしょう。森の中で二つの道に分かれていて、私は人があまり通っていない方の道を進んだ。そのことのおかげで全く違う人生になっているのだ。という話を。)
この詩は、人生の分かれ道を暗示しています。フロストは、人生のチャレンジとして草に覆われて誰もまだ通ったことがないような先が見通せない道を選択したと述べています。そのことが人生が劇的に変わるきっかけになったと描写しています。
このように、ちゃんと道が通っているとこだけを通るのではなく、ちゃんと目的地にたどり着けるかわからないけれども草に覆われた険しい道を選択することも人生には必要だと説いています。
奥深いですね。
みなさんも"Make all the difference."(今までの自分から脱却して何かにチャレンジして違う自分を味わう)をやってみましょう。
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