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英語の名言から学ぼう~小説「ハリー・ポッター」より①~
加藤学習塾ブログ
2022/06/30
みなさん、こんにちは。
今日は世界的大ヒットの小説「ハリー・ポッター」より名言を紹介します。
J.K.ローリング作「ハリー・ポッター」は原作全7巻の大ヒット作で、全シリーズが映画化されて、世界をとりこにしたシリーズですね。
そんな「ハリー・ポッター」シリーズから一つ名言を紹介します。
"Words are, in my not so humble opinion, our most inexhaustible source of magic, capable of both inflicting injury and remedying it. "
(言葉というのは、確かな自分の意見だけど(←あまり控えめな意見ではないけど)、我々人類のとてつもなく無限大の魔法の源であり、人を傷つけることもあれば、その傷を癒やすこともできる)
最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」の中での最終盤の場面です。主人公ハリーが意識の世界の中で、ダンブルドアと2人で会話する場面があります。そのときにダンブルドアが放った一言です。
魔法を使わずとも、言葉で人を傷つけたり癒やしたりできるという、フィクションの世界(しかも魔法の世界)を超えた現実味を帯びた言葉に、思わず納得してしまいますね。だからこそ、人とのコミュニケーションを図って相手の気持ちを想いはかることは大事ですね。
ちなみに、「ハリー・ポッターと死の秘宝」は原題は「Harry Potter and the Deathly Hallows 」です。最初、日本のマスコミはイギリスで原作が出たときに「ハリー・ポッターと死の妖精」などと訳していて発表していたようです。そのときにハリー・ポッターシリーズの翻訳者である松岡さんは、今までの内容からしてすぐに違和感を覚えたそうです。イギリスで原作が発売されてすぐに取り寄せて、いろいろ熟慮されて、「死の秘宝」というタイトルにされたそうです。
ただでさえ魔法が出てくるフィクションの世界で、原作の世界観を最大限に日本語で表現されていて、松岡さんの翻訳の作業はなんとも表現のしようがないぐらい素晴らしいですね。
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