サッカーワールドカップの話~統計的にパフォーマンスに影響を与えるのは~
加藤学習塾ブログ
2022/05/29
1934年 開催国:イタリア(ヨーロッパ)優勝:イタリア(ヨーロッパ)、準優勝:チェコスロバキア(ヨーロッパ)
1938年 開催国:フランス(ヨーロッパ)優勝:イタリア(ヨーロッパ)、準優勝:ハンガリー(ヨーロッパ)
1950年 開催国:ブラジル(南米)優勝:ウルグアイ(南米)、準優勝:ブラジル(南米)
1954年 開催国:スイス(ヨーロッパ)優勝:西ドイツ(ヨーロッパ)、準優勝:ハンガリー(ヨーロッパ)
1958年 開催国:スウェーデン(ヨーロッパ)優勝:ブラジル(南米)、準優勝:スウェーデン(ヨーロッパ)
1962年 開催国:チリ(南米)優勝:ブラジル(南米)、準優勝:チェコスロバキア(ヨーロッパ)
1966年 開催国:イングランド(ヨーロッパ)優勝:イングランド(ヨーロッパ)、準優勝:西ドイツ(ヨーロッパ)
1970年 開催国:メキシコ(北米)優勝:ブラジル(南米)、準優勝:イタリア(ヨーロッパ)
1974年 開催国:西ドイツ(ヨーロッパ)優勝:西ドイツ(ヨーロッパ)、準優勝:オランダ(ヨーロッパ)
1978年 開催国:アルゼンチン(南米)優勝:アルゼンチン(南米)、準優勝:オランダ(ヨーロッパ)
1982年 開催国:スペイン(ヨーロッパ)優勝:イタリア(ヨーロッパ)、準優勝:西ドイツ(ヨーロッパ)
1986年 開催国:メキシコ(北米)優勝:アルゼンチン(南米)、準優勝:西ドイツ(ヨーロッパ)
1990年 開催国:イタリア(ヨーロッパ)優勝:西ドイツ(ヨーロッパ)、準優勝:アルゼンチン(南米)
1994年 開催国:アメリカ(北米)優勝:ブラジル(南米)、準優勝:イタリア(ヨーロッパ)
1998年 開催国:フランス(ヨーロッパ)優勝:フランス(ヨーロッパ)、準優勝:ブラジル(南米)
2002年 開催国:日本・韓国(アジア)優勝:ブラジル(南米)、準優勝:ドイツ(ヨーロッパ)
2006年 開催国:ドイツ(ヨーロッパ)優勝:イタリア(ヨーロッパ)、準優勝:フランス(ヨーロッパ)
2010年 開催国:南アフリカ(アフリカ)優勝:スペイン(ヨーロッパ)、準優勝:オランダ(ヨーロッパ)
2014年 開催国:ブラジル(南米)優勝:ドイツ(ヨーロッパ)、準優勝:アルゼンチン(南米)
2018年 開催国:ロシア(ヨーロッパ)優勝:フランス(ヨーロッパ)、準優勝:クロアチア(ヨーロッパ)
お気づきでしょうか?統計的に、ヨーロッパ開催のときは、ヨーロッパの国が優勝国・準優勝国になることがほとんどであり、北米・南米開催のときは、南米の国が優勝国・準優勝国になることがほとんどですね。また、開催国がそのまま、優勝国・準優勝国になっている年もあります。
やはり、スポーツ大会のときは、その土地との親密度でしたり、現地ファンの応援が、選手のパフォーマンスに影響を与えるようです。試合会場などその他の条件は変わらないのに、不思議ですね。
今回のサッカーワールドカップは、西アジアのカタール大会ということで、欧米や南米の選手が慣れていない温暖乾燥した気候や、イスラーム圏特有の雰囲気もあり、結果がどうなるのか予測できないということで注目を浴びそうです。果たしてどうなるのでしょうか?