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8月の風が教えてくれる、“今しかない”ということ
加藤学習塾ブログ
2025/08/01
7月が終わると、急に「夏が終わってしまう気がする」と感じる人が少なくありません。8月はまだ丸々一ヶ月あるのに、なぜか“カウントダウン”のような気分になるのです。
この心理の背景には、“終わりが見えると、今がかけがえなく思える”という感覚があります。暑さのピークを越え、季節が一歩進み始めるこの時期だからこそ、人は今ある時間を大切にしようとするのかもしれません。
8月の風は、そんな私たちの背中をそっと押してくれます。「今できることを楽しもう」「迷っているならやってみよう」——そんな前向きな気持ちを持たせてくれる、不思議な力があります。
7月と8月の狭間は、“後悔のない夏”をつくるためのリスタート地点。小さな一歩でいいので、何か新しいことを始めてみるのもおすすめです。その気持ちは、自然のリズムとも深くつながっています。例えば、8月に入ると空に浮かぶ雲の形が少し変わり、夜には虫の声が混じり始めます。セミの鳴き声も勢いを失い、夏の“ピークアウト”を自然が教えてくれるのです。だからこそ、この数日間はとても貴重。まだ“夏の真ん中”にいるつもりでも、季節は静かに次の章へと移ろい始めています。「今しかない」という言葉が心に響いたら、それは季節からの合図かもしれません。立ち止まらず、でも急がずに、ひとつでも“やってよかった”と思える瞬間を重ねていきましょう。
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