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学校に行かない選択の権利~「ラーケーション」とは~
加藤学習塾ブログ
2023/03/17
みなさん、こんにちは。
今日はラーケーションの話をします。
教育について、子どもには「普通教育を受ける権利」、そして、保護者には、「子どもに普通教育を受けさせる義務」があり、ネグレクトなどの特殊事情でない限り、あたりまえのように、子どもたちは学校に行っていますね。
しかし、先日、愛知県で教育に関する新しい取り組みが発表されました。
なんと、公立の小中高校ならば、年に3回、学校に行かなくても欠席扱いにならない制度を導入すると表明しました。
つまり、「学校に行かないという選択の権利」を付与するというものです。
学校に行かなかった日の分の授業は自習で対応するというものです。
この制度の狙いは「ラーケーション」だと愛知県は説明しています。「ラーケーション」とは「ラーニング(studyとは違い、経験による学習)」と「ヴァケーション(休み)」を組み合わせたものです。
つまり、家族と一緒に休日を過ごして、家族旅行などの外出や遊び・食事などの経験を通して、人間的に成長してもらおうという取り組みです。
最近、両親が共働きで土日も出勤だったり、子どもが休日も部活などで、家族とふれあう時間が確保できていない家族が増えています。
そうした、昨今の家庭状況を鑑みて、「ラーケーション」を取り入れてみようと、愛知県はしています。
柔軟な発想で素晴らしいですね。
実際にどのような効果があったのか、制度を導入する上で、どのような弊害があったのか、今後の検討に期待ですね。
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