SDGsについて考えよう~日本のジェンダー問題~|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

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SDGsについて考えよう~日本のジェンダー問題~

加藤学習塾ブログ

2023/06/26

みなさん、こんにちは。

今日はSDGs「ジェンダー平等を実現しよう」について考えましょう。
日本は昔から、「男は仕事、女は家事をすべき」という性別役割意識が植えづけられており、それが日本の家庭の基本と思われていました。
1999年に男女共同参画社会基本法、1985年に男女雇用機会均等法が成立して、だいぶその意識が改善されてきて、女性の社会的地位も向上してきたといっても、日本は、まだまだジェンダー平等が実現できていないと思います。
昨今のデータで、夫婦のご家庭のうち、日本人女性が1日で家事・育児に費やす時間が平均7.5時間なのに対して、日本人男性が家事・育児に費やす時間は平均1.3時間と、かなりの男女格差があります。
また、女性議員率は、なんと約9.9%しかなく、この数値は、女性議員率のデータがある全ての国の中で164位とかなりの下位に位置します。
日本は、ジェンダー社会に対して、問題意識が低いと言わざるをえないですね。
このことが、結婚概念にも影響を及ぼして晩婚化が進んでいると思われます。
女性は結婚しても家事・育児に時間を奪われる。しかも、仕事で成果を出してもなかなかキャリアアップが認められない。だから、余計、結婚するための人生計画が立てられずに仕事をまず第一に頑張るしかない。
日本はだいぶ社会で求められている人材像が変化して能力主義に切り替わりつつありますが、それでもいまだに、学歴社会の部分が大きいです。
共通テストが導入されて、大学に入る時点で人材の振り分けが行われていますが、共通テストの導入により、余計、思考力・柔軟力がある人材が高学歴なところに振り分けられていると思います。
この高学歴な人材が重宝される風潮をまず改めるべきだと思います。
そして、男女平等に、だれもが活躍できる社会の実現が望ましいですね。
そして、日本人が道徳観として植え付けられてある「思いやり」の精神をもとに、もっと、男女がお互いに助け合える社会になっていくといいですね。

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