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名言から学ぼう~西郷隆盛①~
加藤学習塾ブログ
2022/06/24
みなさん、こんにちは。
今日は西郷隆盛の名言について考えていきましょう。
西郷隆盛は幕末~明治初期の偉人で明治維新に欠かせない人物ですね。
そんな西郷隆盛が残した名言の一つに以下のものがあります。
”過ちを改めるには、自分が間違いを犯したと自覚すれば、それでよい。そのことをさっぱり思い捨てて、ただちに一歩を踏み出すことが大事である。過ちを犯したことを悔やんで、あれこれと取り繕おうと心配するのは、例えば、茶碗を割って、そのかけらを集めて合わせてみるようなもので、何の役にも立たぬことである。”
孔子の論語の中に「過ちて改めざる。これを過ちという」という1節があります。
江戸時代後半は儒学を基にした朱子学が思想の基本とされたように、西郷隆盛は、孔子・孟子などの儒学の考えをふまえた発言がかなりあります。
その中でも、自己改善の考え方に触れたこの発言は、現代人が最も苦手としてなかなか出来ないことだなと思います。
失敗をした際は、周りに原因を求めようとせずに、自分に内的要因があったのではと省みることが大事だと分かります。その上で、過去のことを悔やんで帳尻をあわせようとしても無駄なことであり、その失敗をふまえた上で、今後どう自分を改善していくかが大事だと読み取れます。
失敗は誰でもします。社会人になりたての若手は失敗ばかりして先輩職員や上司からいろいろと指導を受けると思います。
その中で、人として成長していく人となかなか成長していかない人の差は、西郷隆盛の言葉にあるように、失敗を受け止めた上でどう自己改善していくかで、差が出ると思います。
みなさんも、意識して日々の生活に取り組んでいきましょう!
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