夏休みの宿題と“計画性”の大切さ
加藤学習塾ブログ
2025/08/23
夏休みといえば、子どもたちの大きな悩みのひとつが“宿題”です。計画的に進められる子もいれば、つい後回しにして最後の数日で慌てる子もいるでしょう。実はこの経験、大人になってからの仕事や生活の姿勢にも深くつながっているのです。
夏休みは約40日。その中で自由研究、読書感想文、ドリルなど、様々な課題をこなさなければなりません。ここで大切なのが「見通しを立てる力」です。毎日少しずつ進めれば楽に終わるものでも、計画を立てないと一気に重荷になってしまいます。
心理学的にも、人は「締め切り直前に集中力が高まる」傾向がありますが、それは同時にストレスや睡眠不足を招くリスクも高いということ。無理に追い込むより、小さな区切りを設けて達成感を積み重ねたほうが、心身の健康にも良いのです。
また、宿題は単なる課題以上の意味を持っています。自由研究で興味を探求する力、感想文で思考を言葉にする力、ドリルで基礎を固める力――これらは学びの基盤となり、将来にも役立ちます。
親にとっても、子どもの宿題を一緒に考える時間は貴重なコミュニケーションの場になります。学びを通じて子どもの興味や個性を知るきっかけにもなるでしょう。
宿題に向き合う姿勢は、そのまま“人生の宿題”にも通じます。今年の夏は、計画性の大切さを親子で共有してみませんか。