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なぜ夏は夜が短く感じる?7月の“時間感覚”の不思議
加藤学習塾ブログ
2025/07/24
「夏の夜は短く感じる」とよく言われますが、実際に7月は日が長く、夜が短くなっています。日本では夏至(6月21日ごろ)を過ぎても、しばらくは明るい時間帯が続き、7月上旬は午後7時を過ぎても空がまだ明るい日もあります。
しかし、それだけではありません。私たちが“夜が短い”と感じるのは、単に日照時間の問題だけでなく、人間の時間感覚の変化も関係しているのです。
たとえば、気温が高いため夜でも活動しやすく、外出やイベントが増えることで、夜が“活発に動く時間”として意識されやすくなります。逆に冬は日が暮れるとすぐ家にこもることが多いため、夜が長く感じられます。
また、夏は夕方から花火やお祭り、バーベキュー、夜の散歩など“非日常”の行事が多く、時間の流れが一層早く感じられるものです。
時間というのは物理的には一定でも、私たちの「体感時間」は、行動や気分によって変化するという興味深い特徴があります。
7月の夜の短さは、もしかすると“楽しい時間ほど短く感じる”という、心理的な現象なのかもしれませんね。
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