「朝ごはん」はなぜ大事? ― 脳を動かすエネルギーの話
加藤学習塾ブログ
2025/10/29

「朝ごはんを食べなさい!」とよく言われますが、実際にどれほど大事なのでしょうか。
その答えは、“脳の燃料”にあります。
脳は、体の中でも特にエネルギーを消費する臓器です。
1日のうち、なんと全体の約20%ものエネルギーを使って働いています。
そのエネルギー源は「ブドウ糖」。
ところが、寝ている間にも脳は活動しているため、朝にはブドウ糖が不足してしまうのです。
朝ごはんを抜くと、脳がエネルギー不足のまま学校や職場へ行くことになります。
その結果、集中力が続かなかったり、イライラしやすくなったりします。
特に勉強やテストの前には、しっかりと朝食を摂ることが大切です。
理想的なのは、「ごはん(またはパン)+たんぱく質+野菜」。
おにぎりと卵焼き、味噌汁のような和食セットは、まさに理想的な朝食です。
“朝の一口”が、その日一日のパフォーマンスを左右する。
学ぶための準備は、机に向かう前の食卓から始まっているのです。
