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立秋って本当に秋なの? 暦と体感のちがいを楽しむ
加藤学習塾ブログ
2025/08/16
8月に入ると、暦の上では「立秋」という言葉がやってきます。今年は8月7日頃。まだ連日35度を超える猛暑が続いているのに、秋の訪れを告げられても実感が湧かないという方が多いのではないでしょうか。しかし、暦はただの飾りではなく、自然の移ろいを細やかに記録したもの。その「体感とのズレ」こそ、日本ならではの季節の面白さでもあります。
二十四節気では、太陽の動きに合わせて一年を24の季節に区切ります。その中で「立秋」は、暦の上で秋が始まる最初の日。昔の人々は日々の暮らしの中で小さな変化を敏感に感じ取り、「暑いけれど、風に秋の気配が混じり始めた」と表現したのです。
実際に、立秋を過ぎると少しずつ“秋の兆し”が見えます。夕暮れが早まり、空が高く感じられるようになったり、虫の声がセミからコオロギへと移り始めたり。自然は、少しずつ秋への準備を始めています。体感と暦のギャップを楽しみながら、この微妙な移ろいを感じてみると、毎日がちょっと特別に映るはずです。
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