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栗と紅葉の意外な関係?
加藤学習塾ブログ
2025/10/09
秋といえば、食欲の秋。特に「栗」は、スイーツからご飯まで大人気の味覚です。
そんな栗と紅葉には、意外な共通点があることをご存じでしょうか?
実はどちらも「日照時間の変化」に敏感な植物なのです。
紅葉が進むのは、昼と夜の長さがほぼ同じ“秋分”を過ぎた頃から。日照時間が短くなることで、植物は冬に備え、葉に栄養を送るのをやめ、緑の葉緑素が減少。代わりに赤や黄の色素が現れることで紅葉が起こります。
一方、栗も同じく日照の変化に反応して実を落とします。
秋分を過ぎて日が短くなると、木は「そろそろ休眠準備だ」と判断し、実った栗を落とすようになるのです。つまり、紅葉と栗の実りは同じ“秋の信号”に導かれているということ。
季節の変わり目の自然のサイクルが、私たちの食卓の楽しみと美しい景色を同時に作り出しているのです。
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