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切手の小さな世界
加藤学習塾ブログ
2025/10/06
切手は郵便料金を示すだけでなく、その国の歴史や文化を伝える小さなキャンバスです。世界初の切手は1840年にイギリスで発行された「ペニー・ブラック」。以来、切手は各国で工夫を凝らして発行されてきました。
日本でも動植物、歴史的建造物、アニメキャラクターに至るまで、切手の題材は幅広く、記念切手は人気の収集対象となっています。小さな紙片に細かく描かれたデザインはまさに芸術作品。特に高度経済成長期には、記念切手を求めて郵便局に長蛇の列ができることもありました。
さらに切手は外交の一手段でもあります。国際的な行事や友好記念に合わせて発行されることが多く、コレクションとして世界中の人々をつなぐ役割も果たしています。
今ではメールやSNSが主流ですが、切手には今も人々を魅了する力があります。手紙を送る際に切手を選ぶ楽しみは、ちょっとした心遣いでもあり、相手に「自分のために選んでくれた」という特別感を届けることができるのです。
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