なぜ6月は「梅の雨」？そして7月は「桃の季節」？ 果物に見る日本の暦感覚｜岡山の進学塾｜加藤学習塾・個別指導塾

ブログ

なぜ6月は「梅の雨」？そして7月は「桃の季節」？ 果物に見る日本の暦感覚

加藤学習塾ブログ

2025/07/03

「梅雨（つゆ）」という言葉。雨の多い時期を指しますが、そもそもなぜ“梅”なのでしょうか？

語源には諸説ありますが、有力なのは「梅の実が熟す時期だから」というもの。実際、6月はちょうど青梅の収穫シーズンで、梅干しや梅酒を漬ける家庭も多いですね。雨が多く湿度が高いこの時期は、保存食づくりにも適していたのです。

一方、7月に入ると市場に並び始めるのが“桃”。かつての旧暦では、ちょうど7月が「桃の月」とされていました。桃は邪気を払う果物とされ、古来よりお盆の供物や縁起物としても大切にされてきました。

このように、果物と暦は深く結びついています。季節の移り変わりを味や香りで感じる日本の文化は、視覚や気温だけでなく、五感すべてを使って“時の流れ”を楽しんできた証です。

6月と7月の境目を、ぜひ「旬の味」で味わってみてください。

戻る

RECOMMEND
あなたへのおすすめ

  • 2023/05/16
  • 加藤学習塾ブログ
yes・noのジェスチャーの文化的差異

  • 2023/06/22
  • 加藤学習塾ブログ
英語の動詞の活用は不規則動詞が本来の規則動詞！？

  • 2023/07/20
  • 加藤学習塾ブログ
漢字クイズ〜豚がつく動物〜

  • 2023/07/31
  • 加藤学習塾ブログ
旗は何本いる?〜中学入試「植木算」〜

  • 2025/10/02
  • 加藤学習塾ブログ
カフェの豆知識

  • 2022/03/28
  • 加藤学習塾からのお知らせ
ホームページをリニューアルしました
RECOMMEND
閲覧数ランキング
カテゴリーCategory
加藤学習塾からのお知らせ
加藤学習塾ブログ
アーカイブArchive
2025-10
2025-09
2025-08
2025-07
2025-06
2025-05
2025-04
2025-03
2025-02
2025-01
2024-12
2024-11