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SDGsについて考えよう~限界集落~
加藤学習塾ブログ
2022/08/18
みなさん、こんにちは。
今日は限界集落についてです。
限界集落とは「高齢人口率が5割以上の集落」という定義が一般的であり、若者の流出・人口減が止まらず、医療・教育・福祉・公共交通機関などの一般的な行政サービスをまんべんなく行うのに限界が来ている集落です。
こういう限界集落は人口減に歯止めが利かずに消滅するのがほとんどです。
限界集落に対してどう対処すべきかはなかなか難しいですが、考えないといけない課題の一つです。
まず、内的構造から考えますと、「自助・互助・共助・公助」という福祉の考え方を改めて見ていかないといけないと思います。
地域社会の中で、地域住民たちが、地域のどこが課題であり、どういう福祉を必要としているのか、今の住民構成や公的サービスでどこまで許容範囲なのかをしっかりとみていかないといけません。
そして、外的構造として、付近のもう少し規模の大きい自治体にオブザーバー(監督)になってもらって地方自治を考える必要があると思います。
そして、まちおこしとして、どうしたら外から訪問者を増やせるのか、地域社会の魅力を増やせるのか、が大事な事です。そのことは移住者を増やして限界集落の寿命を延ばすことになります。
例として、壮大な景観を武器に「世界一美しいコンビニ」を作ることで集落の外からの訪問者を増やした事例があります。
町の中で一番目立つものを「ランドマーク」といいます。なんとかランドマークを築き上げて集落の救世主を作ることが急務だと思います。
なかなか難しい課題ですが、考えないといけない課題ですね。
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