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冬の洗濯物が乾きにくい理由と、科学でできるちょっとした工夫
加藤学習塾ブログ
2025/12/03

冬になると洗濯物がなかなか乾かず、部屋干しのにおいが気になる家庭も多くなります。理由は“気温”と“湿度”にあります。洗濯物が乾くためには、繊維の表面から水が蒸発し空気中に逃げる必要があります。しかし冬は気温が低く、空気中に含める水分量も少ないため、蒸発のスピードが落ちてしまうのです。
家庭での教育としては、子どもと一緒に「温度」「湿度」「風」の3つがどれほど乾燥に影響するか観察してみるといいでしょう。同じシャツを“窓際”“エアコンの風上”“浴室乾燥”などに置いて時間を測れば、理科の実験になります。
また、“乾燥しやすい干し方”も科学で説明できます。洗濯物同士の間に隙間を作る「アーチ干し」や、タオルを外側にして厚手の服を内側にする「交互干し」は、空気の通り道を作る方法です。こうした生活の知恵も、理由がわかると子どもの理解が深まります。
冬は「不便が学びに変わる季節」。困りごとすら教育の素材になるのです。
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