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「『ほめる』より『認める』」― 自信を育てる言葉の使い方
加藤学習塾ブログ
2025/11/15

「すごいね!」「えらいね!」と、子どもを褒めるのは大切なことです。
しかし、褒め方によっては“他人の評価で動く子”をつくってしまうこともあります。
心理学では、「結果を褒める」と「努力を認める」には大きな違いがあるとされています。
「100点でえらいね!」と結果だけを評価すると、子どもは“点数を取らなければ認めてもらえない”と感じてしまうことがあります。
それよりも、「コツコツ頑張っていたね」「前より丁寧に書けたね」といった“過程”に注目する言葉をかけることが、長期的なやる気を育てるのです。
また、「ほめる」は上からの評価、「認める」は対等な尊重です。
「あなたの努力、ちゃんと見ているよ」というメッセージは、子どもに安心感を与えます。
人は“存在を認められる”ことで、自発的に行動しようとする力を持ちます。
結果よりも「努力」「工夫」「成長」を認める。
それが、失敗を恐れず挑戦できる子どもを育てる、言葉の魔法なのです。
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