ブログ
曜日の名前の由来
加藤学習塾ブログ
2025/09/26
英語の授業でおなじみの「Monday, Tuesday, Wednesday...」。当たり前のように使っていますが、実はこの曜日の名前、古代の神々に由来していることをご存じでしょうか。
まず「Sunday(日曜日)」は太陽の神を意味します。Sun=太陽を崇拝する文化が背景にあり、ラテン語やゲルマン語に共通しています。「Monday(月曜日)」はMoon=月。太陽と月は人類にとって最も身近な天体であり、暦の基本でした。
火曜日「Tuesday」は北欧神話の戦いの神「Tiw(チュール)」に由来。水曜日「Wednesday」は主神オーディン(古英語ではWoden)から。木曜日「Thursday」は雷神トール(Thor)、金曜日「Friday」は愛と美の女神フレイヤ(Frigg)から来ています。つまり平日の多くは神話の神々にちなんでいるのです。
一方、土曜日「Saturday」だけはローマ神話の農耕神サターン(Saturn)由来。唯一ラテン系の神が残っているのが特徴です。
面白いのは、日本語の曜日も「日・月・火・水・木・金・土」と天体や自然現象を表しています。これは中国から伝わった「七曜」に基づくもので、占星術や陰陽五行説と深い関係があります。つまり、西洋でも東洋でも、人類は太陽・月・星・神々を基準にして時間を区切っていたのです。
こうした背景を知ると、曜日は単なる言葉ではなく「歴史の名残」であることがわかります。英単語を覚えるときに由来を調べてみると、記憶にも残りやすく、文化の違いにも触れられるでしょう。
RECOMMEND
あなたへのおすすめ
RECOMMEND
閲覧数ランキング