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世界の珍しいカレンダー

加藤学習塾ブログ

2025/09/19

私たちが普段使っているのはグレゴリオ暦。1月から12月までの12か月で構成され、太陽の動きに基づいています。ところが、世界にはまだまだ不思議なカレンダーが存在します。

たとえばエチオピア暦。こちらはなんと13か月制で、1年が30日×12か月+5日(うるう年は6日)で成り立っています。そのためグレゴリオ暦より7〜8年遅れており、エチオピアでは「まだ西暦2017年」といった現象が起こるのです。

また、イスラム暦は月の満ち欠けを基準にする「太陰暦」です。1か月は29日または30日で、1年は354日。太陽暦より約11日短いため、イスラム教の断食月「ラマダーン」は毎年少しずつ時期がずれていきます。夏に来ることもあれば、冬に来ることもあるのです。

一方でフランス革命の時期には「革命暦」というユニークな暦も登場しました。これは1か月を30日とし、名前を葡萄月や霧月など自然にちなんだものに変更。週も10日制に改められました。しかし人々に馴染まず、わずか14年で廃止されてしまいました。

暦は単なる日付の数え方に見えて、実は宗教・政治・文化と深く結びついています。異なる暦を知ると、その国の歴史や人々の暮らし方が浮かび上がります。日常的に当たり前だと思っているカレンダーも、世界的に見れば一つの文化の形。そんな視点で手帳やカレンダーを見直してみるのも面白いかもしれません。

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