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暗記は“寝る前”が勝負?――記憶と睡眠の雑学
加藤学習塾ブログ
2025/09/06
「単語帳は寝る前に見るといい」と聞いたことはありませんか? これは単なる都市伝説ではなく、脳科学的にも正しいと言われています。
人間の脳は、眠っている間にその日学んだことを整理し、必要な情報を長期記憶へと移します。この働きは「記憶の固定」と呼ばれ、特に睡眠の最初の3時間に深いノンレム睡眠をとることが重要です。つまり、寝る直前に覚えた内容は、眠りについた直後に効率よく整理される可能性が高いのです。
さらに、昼寝にも効果があります。研究によると、20〜30分程度の短い昼寝は記憶力を向上させる効果があるとされ、学習効率を飛躍的に高める可能性があります。
もちろん、ただ「寝る前に見る」だけでは効果は限定的です。ポイントは「復習+睡眠」をセットで行うこと。朝起きたら軽く同じ内容を見返すと、記憶がさらに定着しやすくなります。
勉強は量だけでなくタイミングも重要。睡眠と暗記の関係を意識することで、同じ努力でも結果が大きく変わるかもしれません。
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