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“夏の時間”の速さと遅さに気づくとき
加藤学習塾ブログ
2025/07/31
7月の終わりになると、多くの人が「あっという間だった」と感じます。けれど、ふと思い出してみてください。7月初めにはまだ梅雨の余韻があり、七夕や期末テスト、通知表…。実は濃密な日々が詰まっていたのです。
夏という時間は、不思議と“長くも短くも”感じられます。それは、いつもと違う特別な時間が流れているから。朝から自由に動ける日々、夜更かしして見上げた星空、普段行かない場所へのお出かけ。それぞれが“いつもと違う”記憶として心に刻まれていくからです。
7月と8月の狭間は、その“夏の時間”を実感する絶好のタイミング。今のうちに、小さな日記をつけてみてはいかがでしょうか。記憶を文字にすると、夏がよりゆっくりと心に残ります。
さらにおもしろいのは、「体感時間」の感じ方です。同じ1日でも、楽しいことに夢中になっているとあっという間に終わり、退屈な日は妙に長く感じる。これは子どもだけでなく、大人にも当てはまります。7月と8月の狭間という“折り返し地点”では、時間の流れ方そのものを意識する良い機会。何気なく過ごすのではなく、「今日は何を感じたか」「何を覚えていたいか」といった視点で一日をふり返ってみてください。その習慣が、夏という時間をより鮮明に、そしてゆっくりと心に刻んでくれるはずです。
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