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ノートは“まとめる”より“使い倒す”
加藤学習塾ブログ
2025/09/24
多くの生徒が「きれいなノートを作ること」にこだわりますが、実はノートは完成品にする必要はありません。むしろ“使い倒すための道具”にするほうが学習効果は高いのです。
たとえば板書をそのまま写しても理解は深まりません。それよりも重要な部分だけを書き、空欄を残してあとで補足したり、図や矢印を加えて整理したりするほうが、自分の頭を使って考えることになります。
また、ノートは「まとめ直す」のではなく「繰り返し見返す」ことが大切です。マーカーや付箋を足しながら何度も眺めれば、自分専用の参考書に育っていきます。復習のたびに書き込みが増え、使い込まれたノートほど記憶の定着率が高いのです。
さらに、ノートを声に出して説明する練習に使えば、理解度を測ることもできます。誰かに教えるつもりで読み上げれば、自分が理解できていない箇所が浮き彫りになります。
ノートは美しさではなく「活用度」が勝負。試験前にきれいなまとめノートを作るより、日々の授業で使い込み、復習に役立つノートを目指しましょう。それが学力アップへの近道です。
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