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ノートの取り方で記憶が変わる?――勉強効率アップの雑学
加藤学習塾ブログ
2025/09/13
勉強をしていると「どんなノートの取り方がいいのか」という悩みに直面することがあります。実は、ノートの取り方ひとつで理解度や記憶の定着が大きく変わることをご存じでしょうか。
心理学の研究によれば、ただ板書を写すだけのノートよりも、自分の言葉で要約したり、図や矢印を使って関連付けしたりするノートの方が、記憶の定着が良いとされています。これは「生成効果」と呼ばれ、自分の頭で一度整理し直す行為が学習効果を高めるのです。
また、最近注目されているのが「コーネル式ノート」。ページを縦に分け、左側にキーワード、右側に詳細、下にまとめを書くという方法です。この形式を使うと、復習の際に重要部分が一目で分かり、試験勉強に最適とされています。
さらに色の使い方にも工夫が必要です。心理学的には、あまりに多くの色を使うと逆に脳が混乱してしまうとされており、強調したい箇所に限定して赤や青を使うのが効果的。見返した時に「ここが大事」と直感的に分かることが大切なのです。
つまり、ノートは単なる記録帳ではなく「自分専用の参考書」。夏休み明けの学習習慣を整える今こそ、自分に合ったノート術を試してみるチャンスかもしれません。
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