なぜ勉強机は四角いの?
加藤学習塾ブログ
2025/07/23
なぜ勉強机は四角いのか?
こんにちは!
突然ですが、今あなたが使っている勉強机、どんな形をしていますか?
…そう、たいていの人が「四角い机」を使っていると思います。
でも、ちょっと考えてみてください。
「なぜ机は四角いの?」
丸でも三角でもいいはずなのに、学校の机も、自宅の学習机も、ほとんどが「四角」なんですよね。
今日は、そんな“当たり前”のちょっとした疑問を、雑学として掘り下げてみましょう!
■ その1:モノが置きやすいから
四角い机は、ノートや教科書、辞書、筆箱など、すべてをすっきり並べられる形です。
もし机が丸かったら、ノートははみ出すし、端のスペースが無駄になります。
つまり「効率よく学習スペースを使える」=「四角が最適」というわけです。
■ その2:集団の中で使いやすいから
学校や塾では、たくさんの人が机を使います。
四角い机は並べやすく、グループ分けもしやすく、整列も簡単。
丸い机はおしゃれかもしれませんが、教室全体のレイアウトが難しくなるんです。
■ その3:実は「集中力」が上がる説も?
心理学の一説によれば、角のある空間は「集中」を生みやすいとも言われています。
対して、丸い形は「リラックス」や「遊び」をイメージしやすく、注意が散りやすくなるとか。
つまり、四角い机のカドは、脳に「今は集中する時間だよ」と伝えてくれているのかもしれません。
■ おまけ:昔の日本は「ちゃぶ台」だった?
今では当たり前の「学習机」ですが、昭和初期までは勉強といえば**ちゃぶ台(丸い机)**が主流でした。
家の真ん中に置いて、家族みんなで使うもので、専用の勉強机がなかった時代もあったんです。
それが高度経済成長とともに「子どもに個別の勉強スペースを」と考えられるようになり、現在のような学習机文化ができあがったのです。
■ まとめ:四角い机には理由がある!
四角い机には、
✔ 勉強しやすい形
✔ 整理しやすい構造
✔ 集中しやすい心理的効果
が詰まっています。
普段は何気なく使っている勉強机にも、実は「学びを支える工夫」が隠れているんですね。
✏️ 塾からのひとこと:
勉強は「姿勢」や「机周りの環境」から変わります。
今一度、自分の机の上を見直してみてくださいね。
四角い机を、最高の「学びのステージ」にしていきましょう!